朝、目が覚めて一瞬自分がどこにいるか無意識に確認しているのに気づく。いつもの場所ではなく、でも安心して一日のはじまりを迎えられる場所。窓の外からは小鳥のさえずり、階下からはガチャガチャと朝食の準備をする音、部屋の中は懐かしいにおい。時々、衝動的に起こる不安な気持ちをいつも周りの友人たちが和らげてくれ、新しい出逢いがまた何かのはじまりを予感させる。